日本型ダーチャと生活安全保障

二拠点生活の場を確保して庭で飲用水、電気、食糧、燃料、かまどを、場合によっては耐空爆塹壕(anti-air raid trench)を作ります。

サツマイモの収穫と食料危機・ダーチャのこと

 ウクライナへの侵攻(2022年2月24日)をきっかけに3月3日初めてジャガイモを植え付けた(既述)。

しかし広くない非常対応待機畑もまだ1畝余っている。

そんな中、ホームセンターに行くとサツマイモの苗が売られているではないか(5月)。

その一畝の有効活用を図るべく一畝を2列に細分してサツマイモ一束(20枚)を購入して植えることにした。

ほかにやることが多く、丁寧にはできない。マルチはせず、谷部分に防草シートを張るだけ。

結局ツル戻しさえ一度もしなかった。

ジャガイモより手間のレベルは半分以下で済ませたことになる。

 

こんなので育つのか。

秋(2022年10月)に入ってサツマイモの収穫に関するユーチューブの記事が増えてきた。

が、今年のサツマイモは失敗だ、育たない、ツルボケだとの記事が多い。

じゃあ、たぶん当方の手抜き育成も失敗かもと覚悟。

 

サツマイモの収穫時期目安は4か月後(120~140日くらい)とのこと。

5月5日に植えたたが、雨が多いなどの理由(水濡れに弱い)で5か月+10日と遅めの10月15日・日曜日に試し堀りなしのぶっつけ本番で掘ることにした。

     

  ツル,葉を取り払う。幼稚園や小学生が芋ほりをするのはこの段階から。

 

                

   

  緊張の瞬間であるが1列目はこう。まあまあか。

  2列目の方がちょっと好成績かも。

          

 

ひとつの茎からこんなに成るのもあった。ベニはるかは良いみたい。

     

  3月から10月の半年間で小さな畑でもかなりのじゃがいもとサツマイモが取れたことになる。土地は平地なので畑を2倍、3倍にすることは難しくない。

ソ連・ロシアではダーチャでの野菜収穫が国内生産量のかなりの部分を占めるというが、気候温暖の日本ではそれ以上の収穫が当然視できる。ただ同然の土地があちこちに散見される日本の現状は追い風。

 2拠点生活、キャンプブームに結びつければいいのに。